農協は“悪の組織”なのか?元JA職員「ショッカーではない」「余分に儲ける仕組みがない」農家「絶対に損しない商売」 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2025/06/03 07:00 拡大する 小泉進次郎農林水産大臣の就任で話題のJA(農協)だが、その実態はよく知られていない。元JA職員で農業経営コンサルタントの高津佐和宏氏は、「悪の組織“ショッカー”みたいに思っているかもしれないが、そんな組織が何十年も生き残れるわけがない。JAはその地域の農家が集まって作ったもので、別に利用したくなければ利用しなければいい」と語る。 実情を探るべく、千葉県で50年にわたりコメ作りをしている染谷茂さん(75)を訪れた。「この(田んぼ)1枚で2.5ヘクタール。コシヒカリだと200俵、他の品種だと250俵が取れる」。総面積は150ヘクタールで、東京ドーム約32個分の広さ。従業員10人でコメ作りを行い、収穫したコメは3割ほどを農協に出荷し、あとは直接販売している。 続きを読む 関連記事