【MLB】カブス 3—1 ロッキーズ(5月26日・日本時間27日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手がロッキーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。第1打席で放ったライナー性の打球でライトの頭上を鋭く越える二塁打が、スタンドを一気に沸騰させた。
前日のレッズ戦ではレフトスタンドへ一直線の逆転3ランを放つなど、4打数3安打1本塁打の活躍でチームを勝利に導いた鈴木。この日は“右打ち”で、初回からチャンスを広げる一打を決めてみせた。
両チーム無得点の1回裏、1死一塁の場面で迎えた鈴木の第1打席。カウント2-2からの7球目、相手先発の左腕パームクイストが投じたアウトコース低めのカットボールを逆らわずに右方向へ弾き返す。
打球は打球速度102.9マイル(約165.6キロ)、打球角度16度、飛距離334フィート(約101.8メートル)という鋭い“ラインドライブ”。明らかに低い弾道ながら、ライトのモニアックの頭上を越えてフェンスにワンバウンドで到達。低い弾道で、しかも右方向に打って外野の頭を越すのは、いまの鈴木でないとできない芸当だ。打球が野手の頭上を越えた瞬間、本拠地ファンは一斉に立ち上がって腕を突き上げ、大歓声で応えた。
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