【MLB】ブレーブス1-2パドレス(5月23日・日本時間5月24日)           
5月23日(日本時間5月24日)に行われたアトランタ・ブレーブス対サンディエゴ・パドレスの一戦で、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が放った“完全復活弾”が話題となっている。
0-0で迎えた1回裏・ブレーブスの攻撃。この回先頭で打席に入った1番のアクーニャJr.は、パドレス先発のニック・ピベッタが投じた初球、ほぼ真ん中、甘く入った149km/hの速球をフルスイング。すると打球は凄まじい快音をスタジアムに轟かせながら、レフト方向に向って瞬く間に高々と舞い上がる豪快な飛球に。ピベッタが振り向きもせずに呆然とする中、そのまま時速115.5マイル(約185.9km/h)もの速さで、地元ファンで埋め尽くされた467フィート(142.3メートル)先の左中間スタンドへと着弾。およそ1年ぶりの復帰となった初打席の初球で豪快弾を放つという、スターに相応しい一発となった。こうしたアクーニャJr.の完全復活弾に、ファンからは「ヤバすぎ」「バケモノかよw」「投手ドン引き」「これぞスター」「完全復活すぎw」「アクーニャが1番にいると怖いな」といった様々な反響が巻き起こることに。
アクーニャJr.といえば、昨年5月26日の試合で走者として帰塁した際に、左膝の前十字靭帯を断裂し、そのまま離脱。そしておよそ1年後のこの日、ついにファン待望の完全復活となったが、もともと2023年には、“40(本塁打)-70(盗塁)”をマークするなど、スピードとパワーを兼ね備えたスター選手。目下、ナ・リーグ東地区で24勝26敗と勝率5割を切り、3位に甘んじているブレーブスだが、アクーニャJr.の戦列復帰で、チームがどのような戦い方となるのか、注目したいところだ。